展示だけでなく、大自然の撮影も楽しめる!植田正治写真美術館

写真好きは行くべき!オススメ写真美術館

 

写真好きに欠かせない鳥取の観光スポット「植田正治写真美術館」は鳥取県伯耆町にある、写真家の植田正治の個人美術館です。

植田正治(1913-2000)は、世界で最も注目されている日本の写真家のひとりです。フランス共和国芸術文化勲章シュバリエ受章を取るなど、国際的にも高い評価を得ています。

世界が認めるプロのカメラマンですが、彼は自分自身を「アマチュア」と呼び、人生を写真撮影に費やしました。ふるさと山陰の美しい景色を撮影し、被写体をまるでオブジェのように配置した彼の写真スタイルは世界中で知られており、海外の人たちはそのスタイルを「植田調」と呼んでいます。写真には戦前と戦後に生きた人たちの姿が写し出されており、昔の日本にタイムスリップしたような、懐かしい気持ちになります。

着物を着た女性、黒い帽子を被った男性の姿などをが写されています。モノクロ写真だけど、お洒落な独特の写真の世界に引き込まれること間違いありません。

今回取材に行った私も、お部屋に1枚飾りたいなと思いました。

 

写真撮影を楽しもう!

 

美術館からは美しい大山の景色を見ることができ、壮大な景色を背景に写真撮影を楽むことも出来ます。窓には黒い帽子が描かれていて、大山が帽子を被っているようでとてもユニークですね。ステッキや傘が準備されいるので、それらを使用してたくさんの観光客が写真撮影を楽しんでいます。植田氏の作品には、黒い帽子やステッキを使用した写真が数多くあります。ここであなただけのオリジナル写真を撮影してみませんか?

また、晴れた日には、水面に映る「逆さ大山」が望めます。少し曇った日でも、薄っすらと水面に大山が反射されます。

大山を見て育ってきた私ですが、ここでのんびりと景色を眺めていると改めて大山の美しさ・大きさを実感することが出来ました。

 

 

3つの見どころ

 

植田正治写真美術館は、展示作品の他にも3つの見どころがあります。

・建物のデザイン

建築家・高松伸によってデザインされた美術館は、建物と大山の風景とマッチするように、シンメトリーに設計されています。

 

 

 

・「映像展示室と巨大レンズ」

映像展示室の壁面には世界最大規模600mmのカメラレンズが設置されています。

大きい巨大カメラレンズからは、逆さ大山が映し出されます。

・美術館周辺の風景

大空を背景に大山が望めます。

館内から見える大山は、まるで1枚の風景写真を見ているようです。この風景を楽しみながら、のんびりと読書を楽しんだり、ぼーっと過ごすのも良いですね。

何時間でも滞在したくなる雰囲気でした!

 

 

館内について

 

館内には、ミュージアムショップがあり、

ポストカードやポスター、図録、オリジナルグッズを取り揃えています。

時間を忘れて展示、写真撮影、美しい風景、買い物を楽しめる、鳥取旅行には必須の場所です。

米子市内からは車で約30分の距離の場所にあり、周辺には大山の他、たくさんの観光スポットがあるので、是非お立ち寄りください。

一人でも気軽に立ち寄れます!素敵な旅行になりますように!