建てる前に知りたかった!クリエイティブ女子会

建てる前に知りたかった!クリエイティブ女子会

家語りクリエイターの3人による座談会

Nabeco:リフォームしたいクリエイター
Yurie:理想がいっぱいクリエイター
Mayumi:家を建てた経験者クリエイター

ある発想との出会いとクリエイターの性

家への憧れは人それぞれ。まだぼんやりとしか考えていない人もいれば、こんな家にしたい! と明確なイメージを持っている人も。家には、考えればキリがないほどの理想や想いが詰め込まれています。こどもがのびのび成長するように、年老いた両親が不自由のないように、夫婦が共に手を取り合い暮らせるように。

本誌の制作中、雑談の中でふと、家づくりについて話が出ました。深く調べる内に、私たちが思っている一般的な『家の建て方』の根本を、くつがえす方法を知りました。それは、既に建てた方が「もっと早く知っていたら、理想通りの家が建てられたかもしれないのに……」と思ってしまうほど、斬新な方法。

耳寄りな情報が入ると、つい人に教えたくなってしまうクリエイターの性がむずむずと疼いて、いてもたってもいられなかった私たち。私たちの家づくりへの思いと、理想通りの家を建てられる方法を知るまでの物語を皆さまにお話したいと思います。

それぞれの理想の家

Nabeco(N):今お友だちとお家をシェアしてるんだけど、リフォームしたいの! 理想は大正ロマン風にしたいんだよね!
Mayumi(M):素敵! 私は北欧雑貨が似合うようなナチュラル素材でまとめたいなぁ。みんながリビングに集まってきやすいようなゆったりできる空間が理想かな。
Yurie(Y):私は頭の中では理想の家が建ってますよ(笑)。和洋折衷な感じがいいとか、螺旋階段がいいとか……。まだまだ妄想が膨らむ一方です。
M:理想を叶えるには建てる前の準備がとても大事だよ! 私は3年かけて考えたもん。
Y:え、そんなに? しんどいなぁ。でも工務店や設計士さんに相談すればいいでしょ?
M:工務店や建築士さんとだけじゃなくて現場と一緒につくっていった方がいいよ! 特にこだわりがあるから、なおさら妥協はできないよね。

理想はあるけど叶わない?

N:でも専門家じゃないから、自分であれこれ考えても不安だよね。
Y:デザインするみたいに、いろいろな案から選べたらいいのにな。
M:ある程度選んだりできるだろうけどなぁ。やりたいことがあってもコストがかかるから、どうしようもなくて諦めちゃう人もいるよね。キッチンはこの素材にしたいけど、高いからやめるとか。
N:えー! キッチンはタイル貼ったりしたいし妥協したくないな! あと木材も雰囲気のあるものにしたい。
Y:わかります! 私もタイル貼りたいんです! こだわりの配色にしたいんですよ!
N:予算もあるから、こだわるところはこだわって、削れるところは削らないとね。あと私は自分でできることはしたいな。DIY好きだし。そうしたら費用も抑えられるよね?
M:抑えられると思いますよ! 自分でできたら一番いいよね。ただ自分でやるのってむずかしいんじゃない? 職人さんもなかなか素人の私たちに「はいどうぞ!」って任せられないよね。
N:あぁ……。確かにそうかも。

海外と日本の違い

Y:でも、職人さんと一緒に家を建てていくって海外では普通なんですよ。自分もやれることはやるし、できる限り自分で直したりもします。日本ではあんまりないのかな。海外であるなら日本でもありそうですよね?
N:たしかに! そういうのSNSでみた事ある! やっぱり私もこだわって大切に思える家にしたいな。
Y:ちょっと探してみましょうよ!

<h5>後日、Yurieが米子で『オープンシステム』という方法をしているところを発見! さっそくNabecoが取材に行ってきました。

今までにない手法の家づくり

N:いってきたよー!
M:どうだった?
N:びっくりだった! 今までの家を建てるイメージとは違ってたわ!「要望を詰め込んだ家」案、「要望の矛盾点を改善した」案、「自分(設計士)が家族の一員だったらこんな家にする」案の3案もデザインを出してくれて、オープンシステムだから、自分でDIYするのもOKなんだって!
Y:それってすごくないですか? 3案もあれば自分が思っているのはこれが近いとか、逆に違うとかも明確になりますよね!
M:「要望の矛盾点を改善した案」ってどういう事?
N:私たちには理想はあっても、建築の知識はないじゃない? だから法律や構造に無理が出てくるから、私たちの要望に設計士さんの知識がプラスされて考えられた案なんだって。
Y・M:へー!(驚)
Y:確かに私の理想って膨らむ一方だからなぁ。
M:設計士さんが私たちの事を考えてくれるデザインも見てみたい! 理想もいいけど、設計士さんの経験から出る私たち家族にあったデザインも気になるね!
N:Mayumiさんが心配していた現場について聞いてきたよ。
M:そうそう! 気になってたんだぁ。
N:それぞれの現場の職人さんと行う契約会っていうのがあるんだって。全員と顔を合わせてお話しするみたい。
M:契約会?
N:普通私たちは工務店さんと契約するじゃない? 職人さんは工務店さんと契約するような形になると思うけど、このやり方だと、設計士さんはもちろん、家づくりにたずさわる職人さん一人一人と契約するんだって!
Y:少し大変そうですね(笑)
M:でもどんな人たちが作ってくれるかわかって面白いかも!
Y:しかも、毎日進行状況を報告してくれるんだって!
Y・M:へー!(驚)
M:報告なんて初めて聞いた!
N:でしょ? 今まで自分たちが普通と思ってた方法以外のものがあったんだなぁと思ったよ。でもやっぱり自分でも調べたり、しっかり関わらないとダメみたいだね。大変な部分もあるみたいだね。
M:私は3年かけてやったけど、関わるのは大事な事だと思う。専門家の意見や現場サポートがしっかりありそうで安心だね。
Y:私はとことんこだわりたいから向いてるかも。
N:私も! 自分でやってみたいところもあるし。そういえば壁塗りとか左官体験ができるイベントがあるみたいだから行ってみない?
M:こどもいけるし楽しそう!
Y:行きたーい! ちょっと行ってみましょうよ!