來間屋生姜糖本舗(くるまやしょうがとうほんぽ)

來間屋生姜糖本舗(くるまやしょうがとうほんぽ)

來間屋生姜糖本舗とは?

出雲市平田町の木綿街道の一角に創業以来300余年、変わらぬお菓子を作っているお店「來間屋生姜糖本舗」があります。

ここでは、すごくシンプルな砂糖菓子「生姜糖」が作られており、実際にお店で買うことができます。お店の裏が工場になっていて、毎日職人さんたちの手によって生姜糖が作られているんですよ。

 

生姜糖ってなんだろう?

みなさん「生姜糖」ってなんだかご存じですか?

私(I+[イット]メンバーの木根淵)は恥ずかしながら、今回の取材で初めてお目にかかりました。生姜糖とは、その名の通り生姜を使ったお菓子です。出西生姜(しゅっさいしょうが)、砂糖、水の三つの素材だけで作られたお菓子なんですよ。

生姜と砂糖の組み合わせって本当に合うのだろうか…?と恐る恐る食べてみると…そのおいしさに感動!生姜の風味と、砂糖の甘さがすごく合ってるんです。食感もサクサクしていて、口の中で溶けていく感じがとにかくおいしい。

一つだけ、あと一つだけ…とついつい手をのばしてしまう罪なお菓子です。私は少しずつ食べようと思って購入した生姜糖を2日で食べてしまいました…笑

受け継がれていく伝統

11代目店主の來間さんは、もともとは東京でシステムエンジニアの仕事をしていたんだとか。しかし30歳で一念発起し、この來間屋生姜糖本舗を受け継ぐために島根に帰ってきたそうです。

この生姜糖、実はレシピが存在しておらず、すべて見て真似て、学んだそうです。すごいですよね!まさに職人って感じがします・・・。煮詰める時間、鍋からおろすタイミングは匂いで分かるんだとか。現在も見習いの方が一人、学びながら生姜糖を作っているそうです。このおいしい生姜糖、ぜひずっと続いてほしいですね。

型に流し込むのも、すぐに固まってしまう砂糖との時間との勝負。煮詰めた生姜糖を型に流している動画を見せてもらいましたが、複数の型を並べて、そこに、均等に平らに素早く流し込む動きの速さと正確さに驚きました!

また、生姜糖のかわいいパッケージも昔からずっと変わらないんだそうです。なんとこのパッケージも変えてはいけないので代々受け継がれているそうです。

最後に

この生姜糖、時間がたつと食感が変わってしまうんです。食感を変えたくない人は、ジップロックに入れて冷凍保存するといいらしいですよ。もちろん、食感が変わっていくの感じるのも楽しみかたのひとつです!

気になられた方はぜひ、生姜糖を食べてみてください。ネット販売もしていますので遠方の方も購入することができます。でも、お店に来たら、できたてに出会えるかもしれませんよ。ぜひお越しください♪

       

掲載店情報

來間屋生姜糖本舗(くるまやしょうがとうほんぽ)
電話番号0853-62-2115
営業時間9:00~19:00
定休日不定休
公式サイト http://syougatou-honpo.jp/
PR生姜糖は素朴な味で、後を引くおいしさ。自分用にも、贈り物用にもおすすめです。
住所島根県出雲市平田町774
地図